さて、台風といえば、アメリカ・インターネット業界で２０世紀最大の台風の目と言われている amazon.com の事はみなさんご存じですよね。このコラムが始まって数回話題にも上っているアメリカe-commerceの最も有名な企業。今回はこのアメリカの代表的な e-tailer "amazon.com"がテーマです。

先日もアメリカ・ウオール街でいい意味でもわるい意味でも話題に上がったこの企業。みなさんはこの企業がこれから生き残れると思いますか？私は8：2の割合で破たんするのではと思っています。

みなさんが仮にこの企業へ投資しているとします。数年間、企業純利益が出ずに、しかもさらに売上・利益を出すためにまだまだ投資家からの資金が必要であるとします。みなさん、投資します？私はしません。Mr. Bezos (創立者)さんは今年から純利益がうまれるとアナリスト、投資家に断言していますが、彼の企業が利益を生むにはまだまだ課題が山積みです。

例えば、アトランタにある新しい倉庫を $300 million かけて建てましたが、まだまだ足りず、また、新顧客を得るために新しいサービス、商品も考えなければいけない。そのアイディアを売るために新しい広告・・・。今年は倉庫、商品管理費、サーバー管理費の効率や能率を改善すると断言したベーゾーさん。いったいどうやって？

投資家やアナリスト達は今年が正念場と見ています。顧客は他社より多いが、お客様というのはすぐに目移りします。今年も半分を過ぎ、来年から投資家にソッポを向かれないよう頑張って！時計はチックタックチックタクと時を刻んでいます・・・。

私達もお客様にソッポを向かれないよう頑張ります！